2021年6月3日 新聞を読んでいたら「水草繁茂防止策流域全体で方針」という見出しがありました。コラムの642話で書いたボタンウキクサとホテイアオイの対策を今年は本腰をいれて行うようです。水草の回収は今年の4月までかかり、総量1万1千トン、経費が2億円かかったとのことです。ひえ~~~~。 最近、いろいろなものの物価があがるという話をよく聞きます。とくに家畜のえさとなる配合飼料などは昨年からかなりの値上げが続いています。そして今度は身近な食品の価格が上昇してきています。野菜は3~4割高、卵や食用油、小麦粉も値上げが広がっています。その中で小生が注目したのが輸入牛肉になります。 米国産冷凍ばら肉の4月の平均卸売価格は1kgあたり1027円と前年同月に比べて66%高く、6年4カ月ぶりの水準とのことです。そういえば、3月16日に日本政府はアメリカ産牛肉の関税を上げました。輸入量が増えたことによるセーフガードの発令になります。確か30日間38.5%に戻したはずです。この影響があるのかもしれませんが、しかしそれだけではなさそうです。 早速小生は2018年にコラムの543話で書いたスーパーに行って値段を調べてみました。 2018年11月 米国バラ焼き肉 279円/100g なんと、今の時点では2018年の時と値段は変わっていませんでした。 2018年11月 豪州産肩ロースステーキ 199円/100g こちらは10円の値上げ。干ばつの影響で大きく値上がりしているかと思いましたが、そこまで高くはなっていない印象。 これからはたしてどのような影響が輸入牛肉の値段にでてくるのか???同じスーパーに通って、牛肉の小売価格の定点観測をしてみようと思っています。 前の記事 第667話:安全第一 | 次の記事 第669話:死亡数の変化 その1 |