2021年6月10日 気温が日増しに高くなってきています。牛さんだけでなく人様も体調管理には十分注意していかなくてはいけませんね。先日登録した熱中症警戒のアラートが思ったより早く来るかもしれません。しっかり有効活用したいと思っています。 世界中が新型コロナウイルス対策で大変な状況となっています。五輪開催をめぐる問題や、恐ろしいほどの経済的な影響も出ています。あまりにスケールが大きすぎて、小生にはもう何が何だかわかりません。そして現在も感染の拡大を防ぐためにありとあらゆる対応が様々な場所でとられています。もちろん医療関係者の方々のご尽力は計り知れないものがあります。只々、感謝の言葉しかありません。 そのような中、先日の6月4日に厚生労働省から令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)が発表されました。実は小生、昨年の4月9日にコラム第613話で書いているのですが、ヒト様の世界の呼吸器系の疾患総数がどのように変化していくのか非常に興味をもっていました。国家を中心としたヒト様の世界での壮大な疾病予防の取り組みの中に、牛さんの疾病予防に何かヒントとなることがあるのではないかと考えているからです。 2020年、それこそテレワークや時間短縮、営業自粛、3密の回避、マスク着用、手洗いや消毒の徹底。ありとあらゆる疾病予防対策を実施しています(ワクチンの接種はやっと始まった状況なので2020年のデータには反映されていません)。それらの取り組みの総決算としてちょっと不謹慎な面もあるかもしれませんが、死亡者数の変化をみるのはとても重要なことと思っています。ワクチンなしの対策だけで、どこまで疾病を予防できたのか?全く予防できずに惨憺たる結果となっているのか?その結果は如何??
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