獣医師の届出

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2023年2月15日

昨日と今日の２日間、第74回獣医師国家試験が行われていました。今年の問題はどうだったのでしょうか。試験当日のドキドキ感とちょっとした一大イベント感は忘れられません。
さて前回のコラムに関連して、年が明けて届け出なければならないものがもう一つありました。獣医師の届出です。獣医師免許を持っている人は、獣医師法第22条という法律に基づき、２年に１回農水省へ届出をします。獣医師が全国にどのくらい分布しているか、どこでどのような仕事をしているかを把握する内容です。これも国家試験の必須問題で出るような内容ですねー。以前のコラムの内容も、この届出をもとに集計されたデータです。
令和は偶数の年に届出が必要で、令和４年度はそれにあたる年でした。２年に１回というのも、免許をもらってから2年ごとではない、というところがややこしいところです。
栃木県ではありがたいことに、届出を栃木県獣医師会で取りまとめてくださいました。同期の獣医師に聞くと各自でやらなければならないところもあるようで、届出初心者にとっては、お知らせと一緒に用紙も用意されていて、記入するだけというのはとてもありがたかったです。
また今年からはウェブで届け出ができるようになっていました。ウェブで届け出ると無事に受理された通知メールが来るそうです。ただマイナンバーカードが必要だとか。
今回の集計結果はいつ見られるのでしょうか。産業動物獣医師の割合が増えているといいなと個人的に思います。

　
　
　
　
今週の動画
Anatomy of the cattle’s lung.　子牛の肺の解剖