2017年3月10日 除角を失敗しないためには… ④除角するべきではない牛もいる!! これは、私が診療をするようになってから気づいたことの1つです。٩( ‘’ω’’ )و『先生、除角してから、どーも1頭食いがあがらん…』このような牛がいる場合、その牛は除角を避けた方がいい牛だったと言えます。そして、このような牛のほとんどが“除角前に治療が長引いた牛。”“群の中で極端に弱い牛”であることが多いです。もしも、除角をする農家さんで、このような牛を治療したり見つけた時には、私は『この牛は除角しないほうがいいかもしれません。』と伝えるようにしています。弱い牛でも角という丈夫な武器が1つあるだけで、強い牛と互角にやり合えるようになるかもしれないですからね!!(●^o^●) ⑤できるだけ空洞を避けて除角しよう!!以前、図を載せたように角の根元の部分には大きな空洞があります。これは、外から見えないので非常に難しいですが…私が農家さんにいろいろと聞いたところによると…『子牛の場合(生後13~15ヶ月齢)、ほとんど穴は空いとらんぞ~』ということでした。『成牛の場合(長く伸びた角あるいは再除角)、叩いて確認せんか~』ということでした。(笑) 空洞になっていると音が変わるので、その場所より上部を切るようにすればいいということでした。(*´ω`*) ⑥除角時の保定には注意しよう!!これは以前のコラムで蓮沼先生が書いていますので参考にしてくださいね! |