2016年7月4日 梅雨がもう終わるかもしれない そんな淡い期待を寄せている矢先、阿久根市はまたも豪雨に襲われました。 側溝からあふれ出る雨水…。フロントガラスにはたたきつけるような雨が。おそろしや。 さて、臍帯炎の治療には抗生物質や場合によっては消炎剤の投与が、さらに患部の消毒も併せて実施するのも有効です。臍膿瘍の場合は患部切開で排膿させてあげることが早期治癒につながります。切開後の患部洗浄や抗生剤の投与もしてあげたいところです。 では臍ヘルニアの場合はどうしましょう。 指が3本以上入る場合や腹腔内組織が著しくヘルニア輪から皮下に漏出している場合はすぐにオペに踏み切ったほうがよいかもしれません。 1本~2本程度しか指が入らない場合は経過観察することも多いですが、農家さんが気になってしまう場合や、3本指が入ってしまう場合、処置をする場合はテーピングやネット固定をよく実施します。 では、子牛の臍ヘルニアに出会った戸田と笹崎はいったいどう戦ったのでしょうか。 次回、臍ヘルニア決戦編につづきます。 前の記事 第92話「DEBESOに注意~判断基準その②~」 | 次の記事 第94話「DEBESOに注意~治療②~」 |