2016年6月29日 なんだか歯茎がぐらぐらすると思い、歯医者さんに行きました。 え??すごすぎます…。 ②コリコリかぶよぶよか 判断基準はでべそを触ったときの感触です。 炎症を起こしていますから、へそが腫れて膨れます。また、炎症部位は熱を帯びますから触れば熱いです。そして何より触られると痛いです。嫌がります。 ちなみに、「コリコリして固い」だけの場合もあります。この場合はすでに炎症反応は終わっていて、「しこり」として炎症を起こした組織が一部残っているだけなので、活力や食欲に影響がなければとくに治療せず経過観察でも問題ありません。 では、戻すことができない臍が「ぶよぶよ」あるいは「たぷたぷ」している場合はどうなのでしょう。この場合、少し丸みを帯びて膨れてきます。なぜか。 臍炎で細菌感染が重度だったり、症状が進行していくと、炎症箇所を中心に膿が少しずつたまっていきます。結果、臍膿瘍となり袋状のおへそを形作ってしまうのです。 臍膿瘍の確定診断には、触診だけでなく穿刺(針を刺して注射ポンプで吸ってみる)や超音波検査も有効です。ヘルニアで消化管が漏出している場合に針を刺すのは非常に危険なので、穿刺だけはヘルニアの可能性を除外した後に実施しましょう。 前の記事 第91話「DEBESOに注意~判断基準その①~」 | 次の記事 第93話「DEBESOに注意~治療①~」 |