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ゲストのコラム
「内田千絵の新米日誌その4 「臨床獣医への道〜注射編 2〜」」

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2006年11月26日

 肥育の大きな牛さんも、これまた難しくて。なんでって、血管が何処にあるのか分からない。血管を押さえようと、この辺りかな〜と、首に手をかけたけど、「この辺りかな〜」の場所に指が届かない。えっ、、。ってことはどうやって押さえたらいいの?自分なりに、あーでもないこーでもないって、血管の辺りを押さえてみるけど、一向に血管は浮いてこない。
 んも〜、と血管を出すことを諦め、「ここら辺」を目掛けて、えぃっと針を刺してみた。ダメだ、入らない。何回か、針先を変えたけど入らない。血管が深いからと言われ、針を立てに刺したら、やっと血管に入ったみたい。 ふぅ〜。牛さんごめんなさい。農家のみなさん、時間のかかる注射に最後まで付き合ってくださってありがとうございます。
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 私自身、注射されるのは大嫌い。注射されると分かってから、針が刺さるまでの緊張感は、、、とても言葉には出来ません、、、、。
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