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しっかり保定されていておとなしい牛さんへの注射は、「ごめんね、痛いの我慢してね。」と、ゆっくり、ギュっと、「は〜い、おしまい。えらかったね。」って。 と、出来たと思っているのは、私だけかもしれないけど、ちゃんと薬は血管に入ってるから(と思う)、ここでは、出来たことにしよう。 ・・・ さあて、困った大暴れしている牛さん。繋がれているのに、ドタバタと。まだ、近づいてもいないのに、「いやぁ〜!」と、前足が空中に浮いてますよ、牛さん、、、、。何とか農家さんと一緒に、なだめて、押さえて。さぁ、いざ!左手を首にかけたとたん、再び、ドタンバタン。静かになるのを待って、針を当て、ドタンバタン。変に針が刺さるから、痛がって、さらにドタンバタン。針先が中に入っても、そのまま私が、血管に入れることが出来たらいいのだろうけど、牛さんの動きにあわせられるほど私に余裕はなく、針が抜けて、再び刺される牛さん。痛くて大変よね。押さえてくださっている農家さんにも申し訳なくて。お願い、少しでいいからじっとしていてと、牛さんの目を見て唱え、呼吸を整えて。ほんっっとにお願いだから。お願いだから注射させてください。
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