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桐野有美のコラム
「ルワンダ便り−13 「最高級のお肉は・・・鶏!」」

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2010年12月28日

 牛乳の話ばかりしてきたので、今度はお肉の話。
 ルワンダ人のほとんどはイスラム教ではないのに、豚肉が苦手。
一方、鶏肉は、安くても一羽3,000フラン(600円)と、とても庶民が気軽に食べられる値段じゃありません。だから塩とトマトペーストと唐辛子で味付けした鶏の炭火焼きは、特別なときのごちそうです。
 首都にある外国資本の大きなスーパーに行けば、片足だけ、とか胸肉だけ、とかいう売り方もしているのですが、ふつうの肉屋さんでは毛をむしられたニワトリがそのままの姿でブラーンとぶらさがっているか、生きた状態で足をしばられて地面に並んでいるか、まぁそんな感じです。いずれにしろ、まるまる一羽分買わないといけないのでちょっとめんどくさいですね。
 ちなみに、わたしのうちでもニワトリさんを飼っています。一羽は自分の誕生日にさばいて食べましたが、まだあと5羽います。毎朝早くからけたたましく鳴いてうるさいので近いうち食べちまおうと思ってます。牛肉の話はまた次回。

写真:
市場のニワトリやアヒル(足元にたくさんいます)

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