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椎葉絢香のコラム
牛の獣医師になりたい!⑬

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2016年2月17日

 それでは、内三の一日をご紹介します。


 
 えー以外に楽そうじゃん!と思った方もいるのではないでしょうか?(笑)
 これが毎日です!…(笑) 土日も祝日も毎日、朝と夕方出勤です!…(笑)
 覚悟していないとできません。(`・ω・´)

 では、内三の一年を紹介しましょう!


  
 気になるワードが3つありますよね…(*´▽`*)
 
産業動物実習…
 新入生に、産業動物とはどのようなものか知ってもらうために行っている授業です。産業動物の基礎知識、産業動物の臨床獣医師とはどうようなものかを、実際に動物に触れて学んでもらうことが目的です。この授業では、5人班で1週間ずつ1年生が処置に参加します。朝と夕方の牛の管理と治療を1年生に教えながら自分も知識を身に付けて行くのです。人に教えるって大事ですよね~( *´艸`)


 
 
産業動物臨床基礎実習…
 朝夕の処置に参加してもらうのは産業動物実習と同じですが、一番の違いは牛を一頭任されます!!もちろん、本当に病気の牛です。5年生の後期は、授業の全て終わっているので、これから国家試験に向けて総合的な知識の応用が求められます。この牛は、どこが悪いのか、どんな検査が必要か、どんな治療をすれば治るか、どうしてこうなってしまったのか、どうすれば防げるか…。全員で一生懸命考え、治療し、最後に症例検討会で各班発表することになります。

 これらの2つの授業のサポートをしながら、牛の管理を行っていくのが内三です。

 そして、血検特訓というワード…(笑) 特訓という言葉から過酷な様子が想像できますね(笑) 血検特訓については、次回”牛が搬入されてからの流れ”でご紹介します!……つづく(*^▽^*)

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