2016年2月9日 はじめに 臨床獣医師-阿部紀次のブログ名「へそくりくん」は、小生が発案した子牛の臍帯クリップの名称で、副業の屋号です。まぁ 仮に儲かっても、ほんのわずかなヘソクリ程度だという自虐も込めておりますが・・・ 上記は小生のブログの冠です。今回のゲスト参加は、このブログがシェパードさんの目に留まったことからです。この際、ブログの第一回目(2009年3月25日)を見ようとしたところ、「内容が不適切にて閲覧不能」となっており驚きました!確かにカラスに乳房をつつかれ血まみれになっている牛の写真と酷い様子を世間にアピールしたくて始めたものでしたから・・・ 改めて自己紹介致します。阿部紀次(のりつぐ)56歳。1959年山口県下関生まれ、麻布大学、帯広畜産大学大学院を経て、別海NOSAI、帯畜大家畜外科学教室助手を経験した後、プロダクションメディスンをサポートしたくて、現㈱トータルハードマネージメントサービス社に飛び込みました。この間実家の父が逝き、母が弱ったことから、帰省を思い立って職を探したところ、52歳の転職が許される臨床の場は多くはなく、乳牛から和牛(長崎県壱岐島)へ職場を移すことになりました。その道一筋の凄さには及びませんが、「他を知っている」ことの有利性もあるようで、それなりに農家さんとのやり取りを充実させているつもりです。そんな毎日の中にこそ、明日の診療や畜産へのヒントがあるわけで、積極的に仕事をすることがブログを続ける原点と信じてやっております。今後もぼちぼちインプットしながら更新することになることでしょう。 鳥害対策①:まずは被害にあった症例を・・・ 背中に多数ある糞から、カラスの仕業であることが疑われる。飼い主も、「最近、雛が孵ったらしく、カラスの行動が過激になっている。」との事。 が、
しかし、なかなかカラス害は防げません。 (つづく) 壱岐市家畜診療所 阿部紀次 |