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第116話:真冬の問題 |
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2016年1月22日
先日はコンサルテーションの研修で奥出雲の方に行っておりました。例年にない大雪で牛舎に向かうのも大変なくらいでした。
やっとのことで牛舎に到着して巡回すると、本当に歩きにくいことこの上なし。作業効率が格段に下がります。また、水槽の水も表面がばっちり凍ってしまい、牛さんが飲めない状態。
また、床が濡れて凸凹した状態だと、そのまま凍ってしまい、牛が足を痛める原因になると伏見先生から教わりました。
普段鹿児島で診療していると、今回のような「凍結」の問題に直面することはめったにないことですので、その点でも大変良い経験となりました。
それにしても、雪をかぶってまるでお饅頭のように見える牛さん達は本当に寒さに強いなぁ、そして寒さに耐えながら仕事を続ける農家さんの方々は本当にすごいなぁ、とプルプル震えながら感心いたしました。

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