2016年1月14日 では、耳血腫の治療を始めます!! まずは、患部の状態を把握できるように綺麗に汚れを落としてあげましょう。この際に、バリカンやハサミを使って毛をできるだけ短く切ってあげるとよいです。 毛は細く長いので表面積も広く、毛の表面や毛の間には、とんでもないほどの細菌やゴミが隠れています!ヽ(; ゚д゚)ノ 汚いものはできるだけ取り除いてあげることで、治癒も早く、処置後に牛を探す際にも見つけやすくなりますよ!(笑) 次に、農家さんならだれもが知っているであろう“焼きゴテ”(除角した後の出血を止めるために使う道具)で焼いていきます。(“焼烙しょうらく”と言います)今回は、バーナー式の焼きゴテを紹介します☆ そして、バーナーの火をつけると…わずか1分でこうなります!! 鉄の部分が充分に赤くなったらバーナーの火を消し、患部へ押し当てます。この時、耳の下に濡らしたタオルを畳んでひいておくことをおススメします。押し付ける際に、クッションの役割をしてくれますし、耳を保定する際のやけど防止にもなります! 耳にコテを押し付ける際には、ジュクジュクしている以外の場所にはできるだけ当たらにようコテの角度を調節してくださいネ。逆に、ジュクジュクしている部位には、しっかりとコテを押し当てしっかり焦げ目をつけてください!(*´Д`)中途半端にしてしまうと再発してしまうことがあるのでしっかりと!! 非常に目を覆いたくなるような治療ですが、牛愛をもって早く治してあげてくださいね♡ 前の記事 新年のご挨拶! | 次の記事 割り込み! ~耳血腫の治し方③~ |