(有)シェパード[中央家畜診療所]がおくる松本大策のサイト
伏見康生のコラム
NO.334:アイウェア

コラム一覧に戻る

2016年1月13日

大動物臨床現場はとにかく危険が多い。

敷料のノコクズの舞い上がり
カッター中のイナワラの砂埃
尻尾による糞尿の撒き散らし
静脈注射時の鼻水、角攻撃
直検時の糞射
外科処置時の血液の噴出
治療用薬剤の飛散

ファミレスでウェイターをしていてもお客さんの角で額を打たれることはないでしょう・・・
オフィスでパソコンを打っていても上司のウンコは飛んできません・・・
保育園で園児の鼻水が飛んでくることは・・・まれにありか・・・

・・・とにかく多い!!

そしてそれらは、もっとも粘膜露出が多く感覚器の集中している顔面への危険性が特に高いのです。
ということで私たちは常に、顔面への物理的、化学的、生物学的危機にさらされすぎています。何らかの障害が明日起こったとしてもまったく不思議はありません。

以前も提唱した診察時のアイウェアの着用ですが、今回さらに進化させました。自己満足のために。

OAKLEY PITBULL

以前紹介したREALMETHOD社のサングラスのように防塵のクッションはついていませんが、ノーズパッドもアジアン向けモデルがあり、フェイスラインへの一体感は高いです。レンズも大きく視認範囲は無装着時と変わりません。またオリジナルのダークレンズからサードパーティーから出ているポリカーボネート製クリアレンズに換装することで暗所での視認性も損なわれません。

|