2016年1月28日 先日、雪の吹雪く夜中、逆子・過大により仮死状態で子牛が産まれました。 しかし、呼吸器・循環器への負担が大きかったため、5時間後でも立てず飲めず・・・ 正直、初乳の搾り方は何度かコラムやブログで取り上げたかもしれませんが、改めて私のやり方をご説明します。 まず、搾りながらの一時的な初乳の入れ物ですが、これは獣医師や授精師なら直検手袋が良いです。 写真のように手のひら部分は縛ってしまい、長い腕部分のみを使います。 写真のように握り、上部分を反転させて握った手にかぶせます。 あとはそのまま手で初乳を搾ります。 これで仮に牛が激しく動いたり、蹴ったりしてもせっかく溜めた初乳はこぼれません。 そして、蹴ってくる母牛対策には前脚上げが良いです。 ロープで小爪の下か上を縛り、脚を持ち上げて結んでおきます。 |