2015年12月21日 「なんだか目がおもたいなー。ショボショボする(‘Д’)」 (´・ω・`)ショボボボーーン。 待ち時間の間、ひたすら待合室のテレビを「ボケぇー」っと見るしかなかった戸田はお子ちゃまでした(泣)。 病院に行くときには時間をつぶせる何かを持っていかないといけませんね。 ちなみに診断は「ドライアイ」でした。みなさん、長時間のスマホやパソコンはNGですよ。 それは彼らが「芽胞」を形成するからなのです。 嫌気性細菌といって、空気(酸素)が大嫌いなボツリヌス菌。 さらには生体内に進入された場合、抗生剤で治療しようとしても…。 このカプセルの防御力は非常に強力で、「120℃で30分加熱すると死滅する」とのこと。 火炎放射器をふりまわせば芽胞でも倒せるじゃないか! 有名な話ですが、ボツリヌス毒は世界最強。その致死量は成人1人あたり0.7μg程度。たった1gで100万人が死亡してしまうという強力な毒なのです。もちろん、ボツリヌス菌にもいろいろなタイプがあって、人間が感染するタイプはA、B、E、F型。牛はC型とD型のみで、すみわけがされていますので、発生牛がでたとしても農場スタッフの皆さんまで発症してしまうことはまずありません。 さらに、芽胞から飛び出した細菌を接種してしまったとしても、ある程度年齢を重ねていればもともと体内にいる腸内細菌さんたちがボツリヌス菌を撃退してくれるのでまず発症はないといわれています。 はぁ。ひと安心。 つづく 前の記事 第64話「ボツリヌスの恐怖 その1」 | 次の記事 第66話「ボツリヌスの恐怖 その3」 |