2015年12月17日 研究室に入らなければならない一番の理由は、卒業論文を書かなければいけないからです。全員が最終学年で卒業論文を書き上げ、教授会の審査により合格印をもらわなければ卒業条件を満たすことができません。 つまり、最終学年(獣医学生では6年生)の単位は、卒業論文を提出することで取得できるのです!! 卒業論文を書く際には、“指導教員がつくこと”が必須となります。この指導教員が研究室の先生なのです。3・4年生から研究室に入り、実験の手順を学んだり、実験のデータを地道に集めることで、卒業論文の準備をします。 戸田先生のコラムでもあるように、卒業論文の作成は、正直かなりきついです…。私も四苦八苦しながら仕上げました!(´・・`)このお話は、卒業論文のコラムで書いていくこととしましょう!(笑) さて、研究室は、大きく分けて“基礎系(基盤系)”と“臨床系(展開系)”があります。 研究室では、多種多様な研究を行っているので、簡単には言えないですが…基礎系とは、さまざまな分野の基礎となる研究や開発を主に行っているところで、臨床系とは、実際に診察や治療をしながらデータ解析や新治療法を実施検討するところです。 では、研究室では実際どのような活動をするのでしょう??? 私が選んだ研究室は、内科学第三研究室です。内科という名前がついていますが…実際は牛を飼って、牛を治療して、毎日毎日牛付けの…牛専門(牛の基礎+臨床どちらも!)の研究室です!(笑)(●´ω`●)……つづく(*^▽^*) 前の記事 牛の獣医師になりたい!⑩ | 次の記事 割り込み! ~耳血腫の治し方①~ |