2015年11月20日 子牛特有の免疫組織としては胸腺があります。胸腺は子牛を病原体から守ってくれる免疫細胞を産出する重要な臓器です。胸腺は10~15ヶ月齢まで成長を続け、24か月齢くらいまでには退縮してしまいます。人間でも10代までには活発に活動していますが、30歳ではもうなくなってしまっているので、30歳を過ぎている皆さま、病気には気を付けましょう。この胸腺ですが、母牛が分娩前に栄養不足だと生まれた子牛の胸腺が小さいことが分かっています。特に母牛の蛋白質が不足している場合は要注意です。 |
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数面麻子のコラム
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