2007年10月17日 一般的に「お産だ!」と気づくのは、いよいよ陣痛の間隔が短くなり、怒責(いきむこと)が強くなってくるあたりではないでしょうか。しかし、実際の分娩はそれより5時間くらい前(初産だと10時間くらい前!)から始まっています。これは「開口期」と呼ばれるもので、ジワリジワリと陣痛が起こりはじめ、産道(胎仔が通過するところ)が少しずつ拡がっていくステージです。もっと言うと、実はその前日あたりから母牛と胎仔は協同作業で分娩の準備を始めているのです。 |
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桐野有美のコラム
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