2015年9月3日 出張中はとにかく沢山本を読めるので本当にいつもありがたいと思っています。誰にも邪魔されずに乱読多読。興味のおもむくままに想像の世界をさまよっています。 酪農家さんの中には草作りを非常に重要と考え、いつも最高の草を乳牛に食べさせてあげようと意識して努力されている方がいらっしゃいます。やはり草の品質は乳量などに直結し、即経営に響いてきますからね。草の成分を検査したり、肥料の調節などをしたりとても熱心です。 では、われらが肉用牛業界はどうであろうか? 色々な牧場を小生も見てきましたが、なかなか粗飼料の品質まで追求できている農場は少ないのが現状ではないでしょうか。一応自分で作っているけど、なんだか「???」なものばかり。カビも生えているし、昆布みたいな色のものもあります。いや、もしかしたら本当に昆布が混じっているのかもしれない!? 現状は・・・「とにかく粗飼料は与えました、以上!!」ってな感じです(笑)。 確かに粗飼料は与えています。しかしその粗飼料、本当に栄養はあるのでしょうか?タンパクなどちゃんとあるのかな?ミネラルやビタミンは大丈夫?ただのスッカスカの繊維食っているだけ??硝酸態窒素も大丈夫かな? |