2015年4月20日 ●タイムサンプリング 前回は1分おきに記録をとっていく方法をご紹介しましたね。あの方法のメリットは、観察点が少ないため負担が軽いことにあります。しかし、観察点が少ないということは細かい記録は取れないということにもなります。そこで登場するのがこの「タイムサンプリング」なる方法です。 これは、観察された行動をもれなく記録する方法です。大切なのは、行動の開始点と終了点。 戸田の行動を例に記録方法を具体的に見ていきましょう 1分おきの記録なので、このような記録がとれます。 では、タイムサンプリングの場合はどうでしょうか こういったように、「1分間の間に行動Aが○秒~△秒まで継続した」、あるいは「○秒の時点で行動Bがみられた」というような情報を与えてくれるのがタイムサンプリングのいいところ。 驚き!!( ゚Д゚) どの方法をとるにしてもメリット、デメリットは存在します。 たとえば 大切なのは自身の目的にあった方法を採択すること。なのですね♪ なお!実際の戸田はきちんと仕事をしています(笑)。 前の記事 第29話「卒業論文⑭ストレスって見えないよね~行動編⑤~」 | 次の記事 第31話「卒業論文⑯ストレスって見えないよね~行動編⑦~」 |