2015年3月30日 小生たち現場の獣医さんは毎日往診をまわっています。そら肺炎だ、下痢だ、怪我しただ、種が付かないだなどなど。抗生物質を投与したり、手術をしたりと何だかんだします。 「うわ~~~、毛がボサボサでガリガリじゃ・・・・。おまけに重い咳しとるな・・・。聴診するのが怖いな・・・・。うわ!!聴診器あてなくても手で触った振動で肺の音がわかる!!やべ、肺炎クソひどいじゃないか!!!農家さんにどう説明すっかな~~~」 「発情がこないっていっているけど・・・も、もしかしてこの母牛???? ガ、ガリガリやん!!!!これ絶対おかしいって!! 卵巣は・・・・ち、ちっちぇ~~~~。動いてません。あちゃ~~~」 「うわ、耳下がって頭が傾いている。おまけにガリガリだ!!顔面神経麻痺も起こしているじゃないか!!! ムムム、他にも同じような子牛がいるぞ! む~~~~~、これはまいったな・・・・」 このような場合はいくら獣医さんが頑張って薬を投与しても、非常に苦しい戦いを強いられます。やはりその病気の牛さんがなぜそのようになってしまったかを考えることが重要です。病気になってしまった根本を改善しなければ、いけません。今回からはこの中でも特にエネルギーについて考えてみようと思っています。
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