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第405話:茹で金玉 |
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2015年3月26日
家で金玉の醤油味醂風味の料理を作ってみたのですが、あまりの不味さに絶句しました。ニオイも半端なく、ちょっと家庭料理には難しいと判断。そこで今度は金玉を茹でてみました。これならば料理している時のニオイもそこまできつくなさそうだし、結構いけるのではと期待が持てます。作り方はいたって簡単。沸騰しているお湯に金玉を入れるだけです。茹でる時間はどのくらいが良いか迷いましたが、ひとまず10分茹でてみました。
茹であがったものをつかんでみた最初の印象は、とにかく弾力がありプリプリしていて、まるでソーセージを茹でた時のような感触です。結構茹でたつもりですが、中身が爆裂して出てくるようなことはありませんでした。
これを包丁で輪切りにしてお皿に並べると・・・・・
じゃーん、茹で金玉です!
やはり例のニオイが漂ってきます。しかし、焼いた時と比べるとそこまできつくはありません。そしておもむろに一切れ口に入れると・・・・・
やっぱり、口の中が獣臭で一杯になり独特の味で閉口してしまいました。思わず唸る味です。これではいけないと思い、今度はその切れ端をワサビ醤油につけてみました。
これはみなさん絶対にお勧めです!今まで口の中にまとわりついていた獣臭と独特の味がスパッとなくなり、さわやかな味わいに急激に変化するのです。一気に残りも平らげてしまいました。これならばいけるかもしれない。
他にも辛子明太子のように唐辛子に漬けこんでみてもおいしいかも?とか、すりつぶして団子にしてもいいかも?などいろいろ考えました。
思わず唸る味!小生の顔色も悪っ!!
しかし今回5個の精巣を色々料理して食べてみた小生の心の声にそっと耳を傾けると・・・
傾奇っぷりは抜群にいいけど「無理して食べるものではない。」というみもふたもない声が聞こえてきました。味の好みは色々あるので何ともいえませんが、小生の結論としてはやっぱり精巣を食べるのはやめた方が良いという残念な結果でした。
それにしても・・・・本当に僕は一体全体なにをやっているんだろう?
次回からはもう少しまともな話を書きますね~。
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