2015年3月9日 楊さんに紹介していただいたボスにお目にかかるために、いったいどういう経路でそこに向かえばいいのかな?と考えながら紹介状を見ていると、なんとボスの何 氷(フー・ビン)社長は、日本の鎌倉にお住まいでした。 何社長も、日本で長く生活なさっていて、僕よりも日本語が上手だったので、想いを伝えるのにまったく障害はありませんでした。本当についていました。 一度、中国畜牧局(日本でいうと農林水産省畜産局でしょうか)の局長から「和牛の精液をもってきたらVIPにしてあげますよ。」と言われたのですが、「あなたは日本の牛で世界一になっても、中国のメンツは保てるのですか?中国の牛で一緒に世界一を目指しましょう!」といってお断りしました。ネットで、僕が和牛の精液を持ち出しているとか書いてる人がいますが、僕は自分のためにも顧客のためにも1本も精液を買ったこともいただいたこともありません。これはコンサル先の種雄牛農家さんも証明して下さいます! とりあえず、牧場が莱西という場所に決まり、場所を見に行ったらさすがは中国!その広大さにあきれてしまいました。続きは次回。 前の記事 中国牧場奮闘記 その6 | 次の記事 割り込みコラム:肉用牛にはあんまり関係ないかな?血乳症のお話し |