2015年2月23日 牧場を一回りさせていただいた後、隣接する食肉処理工場を視察させていただきました。工場はお休みだったので、機械類も止まり工員さんもいらっしゃらなかったのですが、おおむね日本の食肉処理場と似たような作りでした。機械の形などは日本の物とは「概念が違う」というか、少し変わった物が多かったのですが、機能的には同じ働きをするようでした。 その後、真空パックになった枝面を見せていただきました。その時の印象は、「この牛は、きちんと肥育すればサシが入るに違いない!」というものでした。枝面には小さなサシの芽がたくさんあったのです。楊さんが3日間にわたって案内して下さったおかげで、中国での牧場指導の概念が少しずつ固まってきました。 楊さんに「一緒に中国の牛を改善するための牧場を作りませんか?」と持ちかけたところ、「私は雇われ店長ですが、私のボスがとても興味を持っています。よろしければご紹介いたしましょう。」と快いご返事をいただきました。「ここに行って下さい」といわれた先は、またまたびっくりすることになるのですが、また次回にしましょう。 前の記事 中国牧場奮闘記 その5 | 次の記事 中国牧場奮闘記 その7 |