第４０３話：まずは焼いてみる

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2015年3月5日

　S獣医師にすすめられるまま、ついに焼肉の網の上で精巣を焼くことになりました。いわゆる焼肉方式です。料理方法としては非常にシンプルであり、結構いけそうな感じです。まずは5個の精巣をおもむろに網の上にのせます。豪勢に炭火焼です。最初は奇抜な外見の為に、他の食材の中にうまくなじんでくれるか心配でしたが、いい感じに焼けてくると、他のお肉や野菜となかよくしています。こんがりと周りが焼けている姿は何となくソーセージを焼いているみたいな感じもします。
しばらく焼いているとビックリする変化が精巣に現れます。

　ボフ！！という音とともに外側の皮が破れて中身が出てくるのです！！
　そして精巣の中身がカリフラワーのようにモリモリと出てくるのです！

　これは正直驚きでした。結構うれしい誤算。そうか、金玉は焼くと中身が飛び出てくるんだと一人激しく興奮しちゃいました。
　そして出てきた中身もしっかりと焼きます。そしてある程度焼けたと思われるときに、精巣の柄の部分をつかんで飛び出したところにかぶりつきます。食感は意外や意外、フワフワした感じです。味はクリーミーでムワっとした感じ？焼肉のタレに付けて食べると結構いけるかも？とにかく何とも表現しがたい味であり、しいて言えば・・・・

　「思わず唸るような味」とでも表現するしかありません。

　立て続けに3本平らげ、他の方にも勧めたのですが、何故か誰一人として食べようとする人はいません(笑)。そこで当診療所の獣医師にすすめると、さすがにS獣医師は小生にすすめているし、おまけに小生が3本食べているので「余裕ですよ～」とにっこり笑ってパクリ。さすがですね～～。

言葉にできない味です。

ガッデム！こんちくしょー！！

あら？結構いけるわね・・・

オエッ・・・