2015年3月4日 2009年から着目、追跡していました所謂「肉片」問題・・・ 「肉片」の正体は炎症で剥がれ落ちて円形に排泄された下部消化管(大腸、小腸)粘膜であり、「肉片を排泄する慢性腸炎」はと畜牛の腸検体の病理組織学的検査から好酸球性腸炎と診断いたしました。 6年の歳月をかけ、ひとまず完結となりました。長かった・・・ スライドPDFのリンク (好酸球性腸炎は、世界牛病学会2014@ケアンズ、平成26年度九州地区三学会(学会長賞)、平成26年度日本獣医師会年次大会で発表し、JVMSへの論文投稿等をいたしました) 前の記事 NO.306:牛ガム | 次の記事 NO.308:膣鏡ver.243 |