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伏見康生のコラム
NO.306:牛ガム

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2015年2月18日

暴れる牛をおとなしくさせるため、昔から削蹄師さんの間では金属の板を口の中に入れて牛に噛ませておくという方法が広く知られ、使われてきたようです。
一部では商品として手に入れることが出来るところもあるようです。

当社でも蓮沼先生が5年ほど前に入手してたまーに使っており、なかなかの効果と思っていましたが・・・「それよりももっと効果がある」というものを特注で鉄工所にお願いして作った農家さんがいらっしゃり、今回それを真似して作ってみました!

NO.306:牛ガム_01

牛に咥えさせる部分がチェーンで出来ています。
その農家さん曰く、「ガム」だそうです。

材質はSUS304のφ8丸棒とチェーン3玉
きれいなカーブに曲げるのも、小さな円を作るのも、すっっっっっっっさまじく硬かったため、とても苦労しました。

NO.306:牛ガム_02

ホムセンの万力、余裕で壊れます。
この「ナベヤの丸胴万力」が無ければ出来上がらなかったでしょう。
もしこの記事を機に自作を思い立った方にはφ7以下の丸棒をお勧めします・・・

さて、実装!!
がちゃがちゃ・・・

NO.306:牛ガム_03

順調です!

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