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第22話「卒業論文⑦Talking of チンパンジー♪ ~くっついたりはなれたり~」 |
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2015年2月24日
昨日は休日を利用して久ぶりに自宅の掃除をしました。
冷蔵庫の整理をして気づいたのですが。
わたくし、ゴミを冷蔵しておりました(笑)
次から次に賞味期限の切れた食材がぞろぞろ…。
これもかぁ。
これもだな・・。
えっ!?これも???(*’▽’)
んーー。これもかぁ…。(すっかり意気消沈…。)
そうこうしているうちに、冷蔵庫はすっかり隙間だらけに。
冷蔵庫、いらないんじゃないの?(´Д`)
っていう感じです。
近況報告はさておき、前回は発情メスの旅路とみんながお父さんの群れの話をしましたね
今回は「チンパンジーの社会」について、少しだけお話です。
動物を扱ったテレビや動物園で見たことがある方ならわかると思うのですが、彼らは基本的に群れで生活しています。
群れには20~100頭ほどの個体がいて、オスもメスも複数いる「複雄複雌」型です。
ちなみにゴリラは「シルバーバック」と呼ばれる1頭のオスが複数のメスとこどもを率いている「一雄複雌」型。
群れはだいたい3~20頭の群れで構成されています。

(↑これがシルバーバック!群れを率いる成熟したゴリラのオスは背中が白いことからこう呼ばれています。かっこい(//▽//)♪)
チンパンジーの群れは、私たちの地域社会のようなものです。
では、群れの構成頭数が20~100と、これほどまでに開きがあるのはなぜか。
それは彼らが「離合集散」型の群れであるからなのです。
離れる??
合流する??
集まる?
解散する???
へ???( ゚Д゚)
その通りです
彼らは集まったり離れたりを繰り返し、その群れのメンバーは固定ではありません。
なぜそんなことをするのか。
せっかくメンバーになって仲良くなったのに、すぐバイバイするなんて寂しいじゃないか。(>_<)
なぜなのでしょうか。
そこにも彼らなりの生き残る知恵がギュギュっとつまっているのです。
つづく
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