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前回のコラムでお話したような肥育前期の極端な腹づくりを行っている農家さんのうち、成功している場合と失敗している場合について自分なりに比較分析した結果、次に挙げる4つの項目で両農家さんに違いがあることに気付きました。①粗飼料の種類と質②ルーメンコントロール③導入牛の選択④給与方法です。次回からのコラムからはこれらを1項目ずつ説明していきたいと思います。私はこの肥育前期は長い肥育期間の中でも、とても重要な時期だと考えます。肥育前期で失敗してしまうと、一番食い込まなければいけない中期に食い込めず、一度痩せてしまった牛は、個体によっては戻らない牛も多いと思います。極端な腹づくりを行っているかどうかに関わらず、次回から挙げる項目は肥育前期の鍵となると思うので参考にしてみてください。 |
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