2015年2月6日 30分間の面接の15分間は、志望理由書の内容を根掘り葉掘り聞かれます。私の場合、『椎葉村に農家は何戸あるか。牛の頭数は何頭いるのか。どうして獣医師が定着しないのか。・・・』など。 志望理由書にそのまま書いてあるじゃん!!と突っ込みたくなるような内容をイチから説明しました。なぜ、分かりきったことを聞いてくるかというと、試験官は嘘を見抜かなければならないからです。 大学に進学して知ったのですが、首都圏には、AOで合格したい人のためだけのコースがあるそうです。獣医学科や他の学科までさまざまな分野で分かれており、中には塾の先生が考えた合格しやすい自己推薦書を書くように指導される所もあるそうです。これを聞いた時に、私はすごく悔しい思いをしたのを覚えています。 日本全国には、しっかりとした夢を持ち、獣医師に憧れる人がもっといるはずだと思ったからです。学力だけで合否を決めず、もっと人を見て欲しいです。動物や人のために、「この人に獣医師になって欲しい!」と思う人を選んで欲しいと切に思います。 書かされた文書と、自力で書いた文書。それを見極めるために面接試験があるのですから。 なんとか、志望理由書の質疑応答を乗り切った矢先・・・。成績についてこう言われました。『椎葉さんはテストの成績もいいですね。』 こういう時になんと答えるべきか分からず、『あっ、ありがとうございます。』と答えました。(笑) さて、一通り質疑応答が終わったところで、一番の難所が訪れます。“口頭質問”です!! |