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椎葉絢香のコラム
獣医学科に入りたい!⑩

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2015年1月27日

 待合室で15分ほど待ったでしょうか・・・。ついに、私の名前が呼ばれました!!案内人の先生の後に続いて面接室のドアの前に来た時に、ドアから前の人が出てきました。

 学ランで出てきたその男の子は、なんと泣いているではありませんか!
・・・(´゚д゚`) 

 あんなになるまで突っ突かれるんだ・・・絶望的になるとともに、もう準備してきた以上のことはできないから、今の自分の考えを全て話そうと覚悟を決めました。

 さて、5 vs 1の面接の始まりです~~~。

 初っ端の質問は、忘れもしない『椎葉さんは、宮崎だね!知事にはもう会いました?』でした。(笑)『ハイ!高校総体の開会式でお会いしました!』と元気よく答えたところ、5人ともニコニコしていたので私の緊張も一気にそこでほぐれました。(当時、宮崎県の知事は東国原さんでしたからね。)

 まずは、定番の“志望動機”でした。AO入試の際には、これに加えて、『どうしてうちの大学じゃないとだめなのか。』ということが最も大切です。『私は、他の大学でなく貴学でなければ絶対にダメなのです!』ということをまず説得する必要があります。

 私の場合は、知り合いの先輩が入学しており、話を聞いているうちに魅かれていったこと、そして、当時、全国の獣医大学の中で麻布大学のみにある“牛の栄養学研究室”で、どうしても勉強したかったことが理由です。

 椎葉村は標高が高く、温度差が激しい、また輸送に長時間要することから、貴学で栄養学を学び、そのような疾病に生かすことで地元に貢献したいと切実に思っていました。………つづく(*^▽^*)

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