2015年1月22日 今回のゼアラレノン濃厚感染事例対策の一つとしてすぐさまカビ毒吸着剤を飼料添加することとなりました。そしてせっかくなのでカビ毒吸着剤を添加した後の尿中ゼアラレノン濃度の変化を追ってみました。 いくらカビ毒吸着剤を添加してもやはりカビ毒に汚染されているようなものを与えることはできる限り避けなくてはいけませんね。 カビ毒に関しては小生も自分なりに色々と調べていたのですが、まだまだ畜産現場で実際に色々と試験などをした論文が少ない印象があります。また、どうしてもカビ毒に関しては簡単に検査ができないので、現場でも感覚に頼っている面が多いような感じもします。本当にカビ毒が原因で問題が起きているのか?このようなこともしっかりと検証しなくてはいけません。今後尿検査スティックのような尿をかけるだけでその牛の汚染状況がわかるような簡単な検査キットなどが出来ればいいのにな~などと思っています。 前の記事 第398話:何が違う? | 次の記事 第400話:珍味 |