2015年1月5日 前回、ゼアラレノンに汚染されたワラは外見上特に普通のワラと見分けがつかないことを紹介いたしました。困ったことに、見てもわからない。しかし、圧倒的に違うことが一つあったのです。それは何か? 実は恐ろしいほどワラの採食量が落ちるのです。 え?? 何だよ、当たり前じゃないの? こう書いてしまえば本当に当たり前すぎて笑われそうですが、牧場のワラが全部汚染されているから他との比較が出来ず、気が付かないのです。牧場のスタッフも何だかワラの食いが悪いな~ぐらいの認識です。しかし、別のワラを持ってきて食べ比べさせてみるとその違いは一目瞭然です。汚染されたワラはほとんど口もつけません。 今年も1%も役に立つかわからないけど、読んで下さる方々の気持ちが明るくなうようなコラムを目指して頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!! 前の記事 第397話:見てもわからない | 次の記事 第399話:カビ毒吸着剤 |