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この肥育中期の食い止まりにつては、色々な意見や考え方があるとは思います。でもここでの注意点としては、本当にビタミンA欠乏により餌を食べないのかということです。 私達獣医師や肥育農家さんは、肥育というもの自体がビタミンを制限しているので、なんでもすぐにビタミンA欠乏のせいにしてしまう傾向があります。 しかしここで一度落ち着いて、本当にビタミンA欠乏なのかを見極めることが必要です。例えば顔色は悪くないか?熱はないのか?下痢はしてないのか?雌であれば発情は来ていないか?他の病気になってないか注意して、食い止まりの対処をしてみてください。 例えば下痢をして餌を食べないなら、下痢の治療をすることで食欲が戻るか判断して、食欲が戻るような一過性下痢ならば、ビタミンAの補給の必要は無いと思います。 他に以上がなく、食いが悪い時は、色々な対処法をして見れば良いと思います。
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