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私達が導入の予防注射を行う場合には、導入検査を行うことが多いです。これは主に聴診により、肺炎牛の摘発と合わせて、外貌などをチェックします。異常が無ければ予防注射を行います。使用する抗生剤はマイシリンが一番多いです。最近ではミコチルを使用する人も増えてきました。それにビタミンADE剤を混合して投与します。ビタミンAの量として、100万から多くて250万IUまでがほとんどです。人によっては、夏場は、ビタミンAの消費が多いので、250IUにして、冬場の導入は150IUにする場合もあります。また雌の方が去勢よりビタミンAが抜けにくいという理由から雌の方を少なめに、または雌の場合はビタミン剤を投与しない農家さんもいます。また駆虫の目的として、イベルメクチン製剤を背中に掛けます。さらに、しっかりしたプログラムとしてエクテシンを同時投与する農家さんもいます。(理由については桐野先生のコラムを参照して下さいね。) |