 |
どさんこ食材ハンターみーやんの食いしん坊日記♪(第9回) |
コラム一覧に戻る
2014年11月4日
食いしん坊みーやん北海道米LOVE♪
『うまいっしょ編②』
田んぼは、札幌中心部から車で約1時間程の場所。
札幌からこんなに近い場所でお米が作られていることを知らない方も多いのです。

水を張った田んぼの土は、ぬるっとした泥ですから足に伝わる土の感触が!
ひゃ~!なんとも言えず気持ちがいい~♪
わたしは裸足で田んぼに入るのをオススメしちゃうので、ほとんどの皆さんが裸足で!
「きゃ~きゃ~」言いながら、足をふみ入れます。
思ったよりも田んぼの中は温かいんですよ~♪
大人だと、ふくらはぎまで泥の中に埋まるので足が取られて、田んぼの中をうまく前に進むことができません。

子ども達はヒザ下ぎりぎりの深さになるので、お父さん、お母さんの手をギュっと握りしめて、恐る恐る足を沈めていきます。

田んぼに入る前はビビっていた子どもたちですが・・・。(笑)
すぐに慣れて!腕も顔も泥だらけになりながら一生懸命、植えてくれます。

機械で植えるとまっすぐキレイな列になりますが、手で植えるとそうはいきません。
顔を上げて植えた列を見てみると「あ~曲がちゃった~!」(苦笑)
機械で植えると15分。あっという間に植えることができるそうですが、皆で1つ1つの苗を手で植えると!たっぷり2時間もかかりました。
なんとも言えない達成感があって大満足。とっても良い汗を流しました!
実際に体験してみると、腰もギシギシ。
「昔はこうして手で植えていたんだから大変だっただろな~」という声も聞こえてきます。実際に体験してみないと分からない事がいっぱい。
お子さん3人を連れてきてくれたパパさん。(ママさんはお留守番)

子ども達に「田植え体験」をさせてあげたいとパパさんから参加申し込みがありました。
さ~!親子で田植え初体験です。
↑上のキレイだったTシャツが・・・。
↓下の写真を見てください!

泥だらけ・・・。

Tシャツやズボン、顔を泥だらけにしながら子供たちと一緒に走り回って、おもいっきり楽しんでいました!!(ママさんビックリしたかな?)

泥だらけになって遊ぶということは、現代そうないのではないでしょうか。
子どもだけではなく大人も夢中になっている姿をみて、普段、消費者の方とふれあう機会が少ない農家さんも笑顔になります。1反ちょっとある田んぼに約2万株の苗を植えました。
「八十八」
米という漢字は八十八という字からできているように、米づくりには八十八の手間がかかっています。
今では機械がありますから、八十八・・・とまでは、いかないかもしれませんが、自然を相手にする農業は、私たちにはわからない苦労があると思います。

米農家さんは春になると、「種籾(たねもみ)」から苗づくりをはじめます。
まず7日~10日程度、しっかりと水に浸けてから温度管理をして「芽出し」をしてから、苗を育てるポットや箱などに種モミを植えて、ハウスの中で苗に育てていきます(温かい地域では畑にタネモミを直播(じかまき)することもあるそうです)。
米作りは、田植えの前に「苗を育てる」ところからはじまります。
こちらの苗を春の田植え体験で植えさせていただきました。

苗の品種は「ななつぼし」
あのマツコ・デラックスさんがCMに出演されて、「ゆめぴりか」もいいけど、私は「ななつぼし」が好き」と言っている北海道米の品種です♪
ななつぼしは、米の「つや」「粘り」「甘み」のバランスがとってもいいのが魅力。
北海道でいちばん作られているお米の品種で、食味試験では特Aを獲得している「北海道米」です。
(つづく)
bambic. 木村 光江(みーやん)
植える・育てる・食べるを楽しむ♪るるるキッチンガーデンくらぶ 主宰
日本デコ巻き寿し協会 北海道支部代表
●URL
bambic. http://bambic.net/
るるるキッチンガーデンくらぶ http://rkgc.jp/
前の記事 どさんこ食材ハンターみーやんの食いしん坊日記♪(第8回) | 次の記事 どさんこ食材ハンターみーやんの食いしん坊日記♪(第10回) |