2014年10月10日 鹿児島には沢山の離島があります。その中には、和牛生産が盛んな地域もあり、鹿児島本土の農家さんの中にも離島からも子牛を導入しているところがあります。 島の方の話によると、牛さんの数は島の人口の数と同じかそれ以上いるとのことで(ちなみに与論島の人口は約5500人)、繁殖農家さんが多いようです。最近の子牛の高値でサトウキビよりも牛生産に力を入れている農家さんが増えているとのこと。 自分が診療している肥育農家さんが子牛の高値で悩んでいるので少し複雑な気持ちにはなりますが、やはり島の農家さんには肥育農家さんに喜ばれるような、今以上に良い牛さんをいっぱい育てて島の産業を支えていってほしいなぁと思います。 前の記事 第54話:傷の治し方 その② | 次の記事 第56話:寄生虫の話㊲ |