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どさんこ食材ハンターみーやんの食いしん坊日記♪(第2回) |
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2014年9月9日
☆食いしん坊みーやんのジビエな食卓☆―その①―

ゲストブログを読んでくれている読者の皆さま♪こんにちは~(*^^*)
わたしの活動を紹介して頂いた「日本政策金融公庫 農林水産事業本部」発行『AFC Forum』7月号(取材記事)をご覧いただいた方から♪さっそくメッセージを頂戴して嬉しく思っております。ありがとうございます♪
私は父がハンターだったこともあり、子どもの頃から鹿肉を抵抗なく食べてきました。狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣肉を「ジビエ」といいますが、我が家の食卓に「エゾシカニク」は定番です♪他にもキジ・ウズラ・カモ・野ウサギ・たまに熊が登場することもあり、ちょっと変わった「食育」?で育ちました。
エピソードは沢山あります!中学生時代のある朝、裏玄関にカモが3羽横たわっていました…。狩猟から帰った父がそのまま置いたものです。迎えに来た友達がその姿を見て「ワ~っ!!」と悲鳴をあげました。その驚いた顔は今でも忘れられませんが、その日の夕食は「鴨鍋」。翌日は「鴨南蛮」を美味しくいただきました。
「嫌なら食うな」これが木村家の食育です。
子どもの頃を振り返ってみると、父が持ち帰ったジビエの姿に驚きながらも、カモの羽毛をむしる工程(ガスコンロで焙って毛をむしる)や、砂肝の中には「砂」が本当に入っているんだ~!と興味深く見ていたのを思い出します。

ウズラは焼き鳥(肉はやわらかく美味)、野ウサギは(鶏と豚肉の中間みたいな味だった気がする)野菜と一緒に汁(豚汁風)にして食べたそうです。←「食べたそうです」という表現になったのは、食材を全て明かされて母の作る料理を食べていた訳ではないので、「食べさせられていた」というのが正解でしょうか。熊の肉は独特の匂いがあり、煮込んでも硬かったので残しましたが、「脂身」は瓶にいれて冷蔵庫に保管し火傷の薬にしていました。火傷をすると母に「熊の脂を塗りなさい」と言われ、ネットリとした白い固形物を指にとるとネロっと溶けて、もったりしとした鼻につく熊の匂い?が嫌でしたが素直に従っていました。効いていたかどうかは定かではありませんが、火傷の跡は残っていません。(笑)
(つづく)
bambic. 木村 光江(みーやん)
植える・育てる・食べるを楽しむ♪るるるキッチンガーデンくらぶ 主宰
日本デコ巻き寿し協会 北海道支部代表
●URL
bambic. http://bambic.net/
るるるキッチンガーデンくらぶ http://rkgc.jp/
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