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蓮沼浩のコラム
第378話:ゴミ車その後

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2014年5月15日

 386話でゴミ車についてお話ししました。相変わらず小生の車の中はごちゃごちゃであり、何が何だかわからない状態。小生が一人で診療を回っているだけでなら全く問題はないのですが、今は新人の獣医さんをいつも連れて往診をまわっています。すると・・・・思わぬ問題が持ち上がってきました。つまりこういうことです。

ハス「えーと、ジメトキシン40mlとエンゲマイシン20mlを頼むねー」

5分経過・・・・・

ハス「あれ?まだけ?そんな時間かかるかな?」

戸田先生「先生、どこに薬があるのかわかりません!」

そうなんですよ、小生の診療車は他の人にはどこに薬や道具が置いてあるか非常にわかりにくいのですよ。なにせ「カオス」ですから(笑)。

 よく考えたら小生は学生時代によく麻雀をしていたのですが、配牌を並べなおさないでいつもやっていました。これだと相手から役を見破られにくいのです。それと同じかなーなんて思っていましたが、仕事においては他の人にとって只々わかりにくくて効率悪い以外の何物でもありません。小生だけが理解している複雑系を理解しろというのも無理な話。そんな非常に他の人にとって使いにくい診療車でありましたが、一向に整理するつもりもなくそのままにしていたら、ついに本日椎葉先生から「先生、私たちに車の中を整理させてください」との提案。ついに我慢の限界が来たようです。もちろん「お願いします」と即答でした。
 やはりこれからの時代はシステムの構築と効率化です。
 ただ・・・・・・世の中はやはり「カオス」なんですよ。世界中の天才科学者たちの間では「カオス理論」「複雑系」などの研究は結構重要なポジションを占めています。
 ここまで書いていて、ただ自分がだらしないことに対して屁理屈こねているだけだとわかり、相変わらずしょうもないおっさんだと反省です。

第388話:ゴミ車その後_01
伏見獣医師(血液型A型)の診療車。できる男の車は違う!

第388話:ゴミ車その後_02
カオスに挑み、ちょっと一筋縄ではいかないと焦る椎葉獣医師。思った以上にひどい。

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