今回紹介する方法は小生が往診を回っているエリアでは一軒の農家さんしか行っていないちょっとレアな方法です。発想はいたって簡単であり、飼槽に群がるカラス、ハト、スズメが餌に寄り付くことができないように木の蓋で飼槽をブロックするだけです。餌を入れるときは蓋を上げておき、餌を入れ終わったら蓋をしておくだけ。この農家さんは大工さんに特注して作ってもらったそうです。小生は今まで蓋をするという発想に出会ったことがなかったのでこの蓋をみたときには新鮮な驚きを感じました。何でまたこのようなものを作ったのだろうとちょっと気になったので聞いてみると、とにかく飼槽に大量にあつまり餌を食い散らかし、なおかつ糞の置き土産までしてくれる鳥さん達に対して怒りが頂点に達したからだそうです。これのおかげで蓋の上には餌にありつけずに忸怩たる思いでいた鳥さん達の糞がこびりついています。どんな思いで蓋の上にいたのでしょう。
しかし・・・よく見ると横から入ってきて餌とられないのかなと心配になりました(笑)。これ、楽勝で鳥ちゃんは餌にこられると思うんだけど・・・。
農家さん曰く「問題なし」とのこと。そしてしばらくすると鳥さん達も諦めてまったく来ることがなくなったそうです。鳥ちゃんが横から入って餌食われていたんじゃ笑えないので変に安心しました。 |