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サシバエ対策の2番目は牛舎と外を網で分断してしまうという方法です。サシバエは牛さんに取り付いて吸血したあとに牛舎の外にある草に止まって休憩する習性があります。そこで牛舎の外から中に入ることが出来ないように網で牛舎と外を分断してしまうのです。出来るだけ目の小さい(2mmほど)網を牛舎と外の境に設置することで外部からサシバエが進入するのを防ごうというわけです。本来は牛舎全体を覆うことができれば非常によいのですが、なかなかそういうわけにもいかない場合は牛舎の外をよく観察してサシバエがよく入ってくる面だけを防ぐことでも効果があります。上手に設置すればかなりの威力を発揮してくれます。とある農家さんは網を設置してから牛さんが尻尾をパタパタする頻度が激減したと説明してくださいました。以前小生の知り合いの獣医さんが「とにかくありとあらゆる様々な方法でサシバエ対策を試し続けてみたが結局最終的には牛舎を網で覆ってしまうことで決着をつけました」と教えてくださいました。少し風通しが悪くなりますがチャレンジする価値はあると思っています。今年の夏はとにかく全面は無理としても、よ〜くサシバエを観察してどこから一番進入してくるかを見極めて上手に網を設置したあとにハエ叩きでサシバエを叩きまくるのも面白いかもしれませんよ!
「分断して叩く」
今年のサシバエ対策はこれで決まりだ〜??? |