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蓮沼浩のコラム
第366話:煙草考 その3

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2014年2月20日

 さて、小生が絶賛している電子タバコですが、よく考えると気をつけなくてはいけない点も結構あります。やはり「光あるところに影あり」です。小生なりに色々と問題点を考えてみましたのでどうでしょうか?

1. 電子タバコは煙草として考えるのか?つまり、周りにあまり害がないので喫煙所以外で吸ったり、電車の中で吸ったりしてもよいのかというマナーの問題が不明。知らない人も多いのでどう対応していいのかわからずに困る。
2. 気軽に吸えるので吸い過ぎてしまう危険性がある。また、煙草よりも始めるハードルが低くなるので気軽に始めてしまうと今まで煙草を吸っていなかった人までニコチン中毒になる危険性がある。特に妊婦さんや子供は要注意。
3. ニコチンは猛毒であるが、その猛毒の入っている液体を扱うので取り扱いをしっかりとしないと危険である。リキッドを飲んだらヤバい。
4. 多くの人が始めたら煙草の税収が減る。これには国が黙っていないような気がする。おいしい税のドル箱が消えるので今後何かしらの規制がかかる可能性がある。
5. 化学薬品を吸っている感じがするので何となく怖いものがある。中に何が入っているのかわからない危険なものも出回っていると聞く。変なものを買わないように注意が必要。
6. 普通のお店では購入できず、ネットでの購入となる。とにかく人気があってなかなか買えない。そのために、まがい物やインチキ商品が出回っているので注意が必要。
7. 今後、この電子タバコが広がることで煙草業界が激変してしまう。

思いつくままに書いてみました。確かにいいものですが、やはり問題もありそうです。しかし、小生は直観的に「これは必ず広がる」と思いました。それだけ喫煙者にとって魅力的な商品と思えたのです。話を聞いた時点ですごいと思い、見た瞬間に確信しました。このようなものは宣伝なんか一切しなくてもみんなが欲しがり、あと数年もしたら当たり前の商品になっているかもしれませんね。

第376話:煙草考 その3
このニコチンリキッドが最重要ポイント。これがどうなっていくかで今後の展開は大きく動いていくと思う。

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