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蓮沼浩のコラム
「第112話 「獣医さんと車 その2」」

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2008年12月4日

 さて、今回から2回に分けて小生のあまり好きではない車の運転席のこだわりについて説明しましょう。運転席に手を加えるときの基本的なテーマは「仕事に役立ち、快適、安全」をモットーにしているのですが少しずれている所もあります。結構重要と小生にとって思われるものから紹介してみますね。

温度計(仕事)
これは毎日の気温を把握するのに非常に役に立ちます。農家さんとの会話でも具体的に「今日は朝2度だったから寒いよね〜(鹿児島では結構寒いほうです)。」とか「朝2度だったのに昼は16度まで気温が上がっているよ。これだけ寒暖差が出てくると牛さんも体調崩しやすい季節になってきたよね〜。」など普段は漠然とした感じになりがちな天気の世間話に数字が出ることでぐっと学術的になる。別に学術的になる必要もないのですが・・・。小生は毎朝気温をチェックしていますが上記にあげた世間話の例以外にはほとんど役に立っていません。

レーダー探知機(安全)
車の運転が多い獣医さんにとって「おまわりさん」の取り締まりは非常に重要な問題です。小生は飛ばすわけでもなく、普通に運転しているのですが同じ場所で1ヶ月に2回速度違反で捕まりました。それも同じ「おまわりさん」にです。このときはもうとにかくやり場のない怒りがこみ上げてきました。100%悪いのは小生なのですが不条理を感じてしまいました(笑)。そこで思い切ってこのレーダーを購入したわけであります。レーダーがあるからといってもいつも安全運転を心がけていますし、現在は診療エリア内の取り締まり地点はほぼすべて把握しており万全の体制で臨んでいますが・・・覆面パトカーには捕まります。

携帯電話用スピーカーマイク(安全)
これは車の運転をするときに携帯電話をセットすることで運転中に電話がかかってきても会話が出来る優れものです。しかし、毎回取り付けたり外したりしないといけないので結構大変。忙しいときなど携帯電話を車につけたまま治療に行ってしまうこともあります。他の獣医さんを見ているとイヤホンタイプのものを使っている方が多いような気がします。でもイヤホンタイプもなかなか自分にあったものを見つけるのが難しいししょっちゅう壊れるんだよな〜。

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