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松本大策のコラム
光触媒の新しい可能性(その10)

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2013年10月21日

またか?と思われるかもしれませんが、今回もまた、新しい光触媒の試験結果と可能性についてです。

北海道で、営業車に半分だけマスキングして、左側だけナノチタン加工した試験では、汚れだけでなく雨水も加工した側だけ弾いて流れるようになりました。

光触媒の新しい可能性(その10)_01

独特の匂いが強く、消臭剤でも取れない老人介護施設の匂いは、一日でスタッフの体感で5分の1程度になり、気にならなくなりました。

八重山農業高校で行ったウォーターカップのその後は、加工したものは一ヶ月以上経過しても、まったく藻が生えません。対照区と比べるとその差は歴然です。

光触媒の新しい可能性(その10)_02

海に沈めたプレートは、まだ続行中ですが、海草は同じように付着しました。しかし、フジツボは加工したものには着いていません。なぜ海草が生えたのか、まだまだ試験を重ねる予定です(プラスチックの塑刑材が残っていて、チタンが定着しにくかったのでは?とかんがえています)。

他にも、保育園や幼稚園の接触感染防止や、お昼寝毛布などに加工して、抗菌、消臭等の試験もしたいのですが、なかなか時間がとれません。どなたか一緒にやってみたい方はいらっしゃいませんか?

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