2013年9月19日 小生は出張に行くことが時々あります。そこで色々な農家さんとお会いして、お話をする機会が結構あります。話す内容は様々ですが、そんな中今回の出張中にあるベテラン中のベテラン農家さんが当たり前なのですが、非常に大事なことを切々と小生に話してくださいました。 「先生な~、うちらはこの牛がいるから毎日ご飯を食べることが出来て、子供を学校に行かせたり、家族を養うことができているんだ。そこのところを忘れちゃいけんと思う」 この農家さんは繁殖農家さんなのですが、本当に牛さんを大事に飼っています。それは子牛や母牛の姿、そして牧場の様子を見れば一目瞭然です。手が行き届いているので、すぐにわかります。 小生も毎日の忙しさや様々なことでややもすれば忘れがちになるけど、必ず心の中にこの気持ちを持って仕事ができたらいいなと思っています。このような気持ちが根底にあればきっと牛歩かもしれないけどいい方向に進んでいく。そう信じております。 超ベテラン農家さんの子牛を見つめる目の優しさ。本当にあの瞳の中にすべての原点があるような気がしました。さてさて頑張るぞ~~~~。 前の記事 第344話:毎月の定例会 | 次の記事 第346話:作業分析 |