2013年9月12日 農場HACCPを始めると、とにかく多くのことを牧場内で確認したり、決定したりしなければならないことがたくさん出てきます。そして、それを文書にしてマニュアルを作ったりとそれはそれはたくさんのやることがあります。そのために毎月1~2回の定例会を開催してみんなで確認しながら少しずつ前進していくことになります。なかなか前に進まなかったり、現場での作業が追いつかなかったりといろいろあるのですが、毎月スタッフが顔を合わせて色々と話すことは大変良いことだと思います。 一番小生がいいな~と思うことは牧場のスタッフに主体性が出てくることだと思っています。ただ餌をやって、言われたことをやっておしまいではなく、ほんの少しかもしれませんが、前向きな気持ちが出てくるのです。もちろん色々な状況があるので一概にはいえませんが、やはり最前線で働くスタッフの気持ちが上向くことは牧場がよくなるために最重要なことだと思います。なかなか大変なことですが、根気よく取り組むことで気が付けばPDCAサイクルが回りだして牧場がよくなっているようにしたいですね。 前の記事 第343話:衛生管理方針 | 次の記事 第345話:あるお話 |