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蓮沼浩のコラム
「第62話 「も〜うごかん、使ってみました!」」

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2007年11月29日

 え〜、小生は先日掲示板でちょこっと取り上げられていた「も〜うごかん」を購入して使っています。今まで見たことがなかったので全共で見つけた時にすぐに「欲しい!」と思い買いました。衝動買いです(笑)。サイズは確か大と小の2種類あり、ゴムひもを結ぶワッカの部分の大きさも2種類あったように思います。小生は肥育牛に使う場合が多いだろうと考えサイズは大でワッカの部分も大きいほうを選びました。基本的には診療中に外科的な処置が必要なときにこの「も〜うごかん」を口に装着しています。さすがに「も〜うごかん」といえどもメスで切ったりエイヒでガリガリ削ったりする場合は牛さんが痛がってしまい動くので鎮静剤を投与してから処置したほうがよいでしょう。でも足の包帯の交換やあまり痛くないちょっとした処置をするときには非常に重宝しています。場合によってはお腹をロープで巻いてもいいです。さらに横で農家さんに牛さんをなだめてもらっていれば完璧です。獣医さんの処置は強烈に痛いものが多かったりするのであまり効果がない場合もありますが、もっていて損のないアイテムだと思っています。また、小生は大きめのものを使っているせいか口にはめても出血した記憶はありません。削蹄にくらべて装着している時間が短いからかもしれませんね。使い始めて約1ヵ月半。これから色々な場面で使ってみようと思っています。
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