ＴＰＰに反対します（３）

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2013年7月8日

　しつこいようですが、再度TPP締結に反対します。もっと言わせていただくと、参加交渉も反対です。

　日本の交渉力よりもアメリカの方が格段に目的達成のための交渉力は強いでしょうし、交渉の準備も怠りなく行っているでしょう。日本の官僚の優秀さは知られるところですが、政治のブレやマスコミへの対応等で能力が分散されていて、なかなか全力で取り組むのは難しいでしょう。

　もしもTPPが締結されると、まず酪農は壊滅的な被害を受けるでしょう。そうなると、ホルスタイン肥育もF1肥育も成立しなくなります。和牛農家さんだって「肉質で勝負！」等と言っていられなくなります。なぜかというと、酪農やホルスタイン肥育、F1肥育がなくなると、飼料メーカーや動物薬メーカーも、経営を支えられなくなり、農家さんや獣医師が欲しがっても餌も薬も手に入らなくなるからです。

　僕にはなんの力もコネもありませんが、一人一人が真剣に考えていけば、必ず道は開けると思っています。