2013年3月12日 「発酵床農場の紹介②~敷料の投入が極端に少ない発酵床!~」 さて、今回ご紹介する農場は、北海道日高管内日高(ひだか)町の学校法人八紘(はっこう)学園日高農場(場長:小玉修平さん)です。 本校は、札幌にある2年制の農業専門学校で、日高農場は、その付属農場です。農業の後継者だけではなく、「農業分野を自分の仕事にしてみたい」と考える人のための学校とな っています。 発酵床を始めたきっかけは、小玉場長がイスラエルにて発酵床方式を知り、非常に牛達に良く管理もしやすいとのことで、力を入れ始めた和牛(繁殖牛と授乳中の仔牛)に最適だと思われたからです。 発酵床を生かすために二つのポイントが挙げられます。 発酵床のメリットは、①期待以上に維持管理の経費が低かったこと、②スタンチョンも導入した効果で食い負けの影響少なく、繁殖成績が上がったこと、が挙げられるようです。 今後の展望は、肥育一貫まで行い、札幌市内にある販売所や札幌本校農場内にある「じんぎすかんクラブ」でお肉を提供できたら・・・とのことでした。 ● 八紘学園ホームページ http://www.hakkougakuen.ac.jp/ つづく 株式会社アース技研 植田 秋良 前の記事 発酵床レポート! 第6話 | 次の記事 発酵床レポート! 第8話 |